カートをみる マイページへログイン ご利用案内 お問い合せ お客様の声 サイトマップ
RSS
 

インドアクライミングとは

indoorclimbing_02.jpg

 クライミングは自然の岩場で行うアクティビティですが、ここ十数年でインドアのクライミングジムが多くできてきました。インドアでのクライミングは、手軽に比較的安全に楽しむことができます。自然の岩場では、クライミングで必要な装備であるクライミングシューズ、ロープ、マット等を自分達で準備しなければなりませんが、インドアのジムではクライミングシューズやロープをレンタルできたり、マットはあらかじめ備え付けられています。
 近年、クライミングやボルダリング人口が増えてきたため、インドアのクライミングジムも急増し、国内では200か所に増えました。
 このページでは、インドアでのクライミングやボルダリングのアクティビティに関しての概要や必要な装備について説明しています。

インドアでのボルダリングとロープクライミング

■ インドアでのボルダリング

 ボルダリング(Bouldering)とは、素手で岩を登るスポーツでで、単にボルダーと呼ぶこともあります。ボルダー(boulder)とは、英語で大きな岩、巨礫を意味し、この名称がボルダリングの語源となっています。ルールや装備がシンプルなので比較的簡単に始めることができ、わかりやすいので、近年人気が高くなっているスポーツです。
 まず、シンプルとは、あまり色々な装備・用具を使わないことが特徴です。最低限、Tシャツ、短パン、クライミングシューズがあれば岩を登ることができます。ただし、これらの3つの装備に加え一般的には、手汗を吸収し滑りにくくするチョーク(白い粉)とそれを入れるチョークバック、手の肌を守ったりコンディションを整えるためのテーピング、岩から落ちたときクッションの代わりになるクラッシュパッド(マット)等を使います。
 次に、わかりやすいということですが、ボルダリングにおいてルートが登れたということは、スタートからゴールに到達できたということです。どうです?とても分かりやすいでしょ。ちょっと詳しく説明すると、岩には様々なでこぼこ、ゆるやかな傾斜だったり垂直だったりする岩の傾斜、持ちやすい突起、ざらざらしたりつるつるしたりする岩質等、様々な特徴があります。ボルダリングの1つのルートは、これらの特徴を生かして、地面から岩のてっぺんまで1本のルートを登ることになります。簡単なルートもあれば、とても難しいルートもあり、同じ岩でもこっち側と反対側では、全然違ったルートが出来上がります。この1つのルートを岩のてっぺんまで登ることができたら、登れた。ということになります。
 近年、インドアのボルダリングジムが多くなってきていることから、さらに手軽に楽しめることができます。多くのボルダリングジムでは、クライミングシューズ、チョークバックがレンタルでき、クラッシュパッドは備え付けてあるのが通常です。なので、着替えにドリンクを持って、仕事帰りにちょっと登って帰る、ということも可能です。

■ インドアでのロープクライミング

 クライミング(climbing)とは、もともと登山の中での岩登りの分野が発達して結果のアクティビティです。登山というと、山頂を目指して登るというイメージがありますが、より困難な岩山では、ロープや様々な道具を駆使して登ることもあります。岩を登るということで、正式にはロッククライミング(Rock climbing)と言います。
 ロッククライミングは、安全に登るために通常はロープを使います。岩や木に支点を取りロープをかけながら登るので、もし滑落した場合でも、その支点にロープが引っ掛かり、下まで滑落しません。
 インドアのクライミングジムでも、このロープを使って上り下りするクライミングを練習することができます。ただし、初心者は必ず経験者もしくはジム所属のインストラクターから、クライミングのルール、危険性及びロープ操作を学んでから、ロープクライミングするようにしましょう。見よう見まねや書籍・Webの知識のみでの操作は、感覚が分からず非常に危険です。
 ロープクライミングの装備は、ボルダリングのそれに加え、ハーネスが必要です。また、必要に応じて、クライミングロープ、確保器、安全環付カラビナも必要になります。

必要な装備

 ボルダリングとロープクライミングでは、共通の装備が多いため、まとめて紹介します。必要な装備は少なく、クライミングシューズ、チョークバック(チョーク含む)と、Tシャツやパンツの動きやすいウェアになります。クライミングシューズやチョークバックは、インドアのクライミングジムでレンタルできる場合がほとんどですので、まずはレンタルで試してみましょう。
bouldering02.jpg

■ ボルダリングやクライミングに適したウェアは?

 動きやすいウェアは、伸縮性のある素材で、汗を吸収しやすい素材(速乾性、吸水性の高いもの)を選択しましょう。Tシャツはコットン(綿)の素材が肌触りが良く、吸水性が良いので、インドアのボルダリングで好まれます。パンツは長ズボンでも半ズボンでも良いです。登っている時に、膝を壁などに打つことがあるので、長ズボンのほうが足を擦りむきにくい(怪我しにくい)のでおすすめです。伸縮性のあるものや、膝や腰に多少空間があるほうが動きやすいので、ちょっと大きめのサイズや、ボルダリング専用のウェアをおすすめします。ジャージでも問題ありませんが、ホールドでこすれると場合によっては高温になって溶ける場合があるので、ご注意を。なお、一般的なジーンズは、汗を吸うとピチピチになり、伸縮性もないのでおすすめできません。
indoorclimbing_03.jpg

■ クライミングシューズ

bouldering03.jpg
 クライミングシューズは、まずはお店のレンタルを利用してみましょう。レンタルシューズを利用する際は、薄手のミニソックスを持参しましょう。また、4〜5回レンタルすると自分のシューズがほしくなります。いつもレンタルのシューズを履いているとフィッティング感がシューズによってまちまちなので、自分のシューズを買うことが、上達への近道になります。
 クライミングシューズのブランド、種類は多く、どれを購入したら良いかわかりにくいので、1足目は必ず専門店で試し履きして購入しましょう。1足目を通販で購入することはおすすめできません。クライミングシューズの形状の1つとして、スリッパタイプ、ベルクロタイプ、靴ひもタイプの3つがあります。インドアのクライミングジムでは、イスやカーペット上に座って休むことができ、シューズを簡単に脱ぎ履きできることから、スリッパタイプやベルクロタイプがおすすめです。靴ひもタイプは、より自分の足に合ったフィッティングが得られますが、脱ぎ履きするには、靴ひもを緩めたり締めたりする必要があり、ちょっと大変です。

おすすめクライミングシューズ

アナサジベルクロ 06 ゴールデン タン - ファイブテン(five.ten)

アナサジベルクロ 06 ゴールデン タン - ファイブテン(five.ten)

価格: 19,980円(税込)

■ チョークバック・チョーク

bouldering04.jpg
 チョークバックもブランド、種類、カラーリングがたくさんありますが、どれも機能はほぼ同じです。小物入れ、ブラシ入れ等がついているタイプもありますが、形、素材、色で決めちゃいましょう。自分のモチベーションが上がりやすいカラー、ウェアと会いそうな素材等の好みで決めていいでしょう。
 チョークは、初めて購入する際は、チョークボールを購入すると良いでしょう。チョークボールは、網目状の袋に滑り止めのチョークが入っており、チョークバックの中でチョークボールを掴むとチョーク(粉)が手に付着するという仕組みです。

おすすめチョークバック



おすすめチョークボール


■ テーピングテープ

bouldering09.jpg
 指皮保護のため、力を入れやすくするため、クライミングシューズを履きやすくするためにテーピングを使うことがあります。クライミングを始めて数回は不要だと思うので、必要になったら購入しましょう。上述の理由のためには、一般的に非伸縮固定テープを使います。
 テープの幅として、19mm、25mm、38mmの3種類を使うことが多いです。19mmや25mmは指皮保護のために指に巻くために使います。38mmはインドアで使うことはあまりありませんが、アウトドアでのクラッククライミングでジャミング(割れ目に手を挟んで固定すること)で良く使います。手首に4〜5回巻いている人を見かけますが、多くの人は力を入れやすくしています。手首がテーピングで固定されていると、しっかり手に力をかけやすくなります。クライミングシューズを履きやすくするのは、親指や小指、かかと等がシューズにあたって痛い場合に、その当たる部分にテーピングテープを2重、3重にして保護してシューズを履くと、直接足がシューズに当たらず、痛くない場合があります。

■ ブラシ

bouldering10.jpg
 ブラシは、チョークのついたホールドや汚れたホールドをブラッシング(こすって)チョークや汚れを落とすために使います。インドアクライミングにおいても、高難度のルートだと、ちょっとしたチョークの粉を感じると非常に持ちにくくなり、ブラッシングする場合があります。クライミングを始めて数回は不要です。また、インドアクライミングジムには必ず、ブラシが置かれているので、それでブラッシングする人がほとんどです。

ページトップへ